Q&A【受講生の皆様からのご質問】 竹内英二 色彩食養学

質問1)蓄積されたAGEを排出する食べ物はあるのでしょうか?

回答)まずは高温調理を減らせないか考えてみましょう!

AGEは、焼肉や・唐揚げ・フライドポテト・パン・ワッフル・クッキー・パンケーキなど、
焼き・揚げる・オーブン料理などの高温調理した食品を食べると一気に増えて、
皮膚や血液に糖化などの老化現象を引き起こしますが、
一度に食べ過ぎた場合も、数日の間で下記の栄養素が含まれる食品で調整していけば、リカバリー出来ます。

AGEには第一にビタミンB1とビタミンB6の摂取です。

代謝を良くし、
AGEを抑えたり、糖化を抑制していくことが大事です。
パンやパスタなどのビタミンB群や食物繊維が少ない白い糖質では無く、茶色い糖質である玄米ご飯がオススメです。

玄米ご飯は、
白ご飯と比較すると、

ビタミンB1は8倍!

ビタミンB6は10倍!

食物繊維は4倍強!

このように豊富に含まれるので、とても有効です。

ビタミンB6は、肌荒れにも効果があり、
AGEを強力に抑えるので、美肌にもGOOD。

もう一つの栄養素は「カテキン」です。

カテキンは、ポリフェノールの仲間で、緑茶に含まれているので、毎日飲みたいですね。

AGEを抑えるだけでなく、
悪玉コレステロールを減らしたり、ウイルス対策にも効果的なので、風邪の予防にも最高ですね。

ただし、お茶は野菜のように洗えないので、お茶こそ無農薬栽培(オーガニック)のものを選び、買うようにしましょう。

ペットボトルのお茶は、なるべく避けましょう。
お茶こそ安心安全なものを!

お茶は、毎日毎食に飲むものですから安全で美味しいものを選びたいですね。

令和2年(2020年)長月
国際食育士協会
竹内英二

 

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竹内英二(国際食育士協会理事長) 

辻調理師専門学校卒業。調理師免許を取得し、フレンチのシェフとなるも30歳になった頃にシェフの職業病とも言える「メタボリック症候群」と診断される。これがきっかけとなり、動物性食品の多い高脂肪のフランス料理や現代日本人の食生活に疑問と危機感を持ち、身体に良い毎日の食事や自然食・玄米食を研究。自ら実践検証し、メタボ(脂質異常症)を克服する。 その知識と経験を元に年間150講演以上の講演依頼がある人気講師となり、「健康講演会」「食育セミナー」「食事指導」や大阪心斎橋の玄米カフェをプロデュース。現在は国際食育士協会の理事長として、日本を食生活改善によって健康で元気な国にしたい!医療費大幅に削減!という大きな目標を掲げ、精力的な活動を続けている。 歯科領域でも、当講座の講師を始め、大阪歯科大学での講演や開業歯科医院での食事指導・コンサルティングも担当されており、歯科医院の実情や問題点にも造詣が深い。「食育」を日本に根づかせるには「歯科医」と「歯科スタッフ」の力が欠かせないと、歯科医院向けのセミナー・指導・講演にも精力的である。

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